国道一号

瀬田付近大江～野路間の国道一号は昭和13年（1938年）に付替えられた新道である。昭和27年（1952年）、新道路法による路線指定でー級国道一号と改称、文字どうり、その重要性はー級幹線である。当初は瀬田唐橋を使用していたが、昭和34年（1959年）に瀬田川大橋を完成させ、ルート変更をして現在に至っている。

浜街道

東レ瀬田工場前から大町・中道・中筋（古代東山道）と分かれ、草津市新浜町を経て守山・近江八幡に至る道で、正式には県道吉川線（主要地方道大津・守山・近江八幡線）という。芦浦道と交差しながら、一部を南大萱地区の土地提供を受け、昭和11年（1936年）に開通した。

芦浦道

芦浦道は、久保江から東レ瀬田工場敷地内を抜け、大萱浜常夜灯前を通り、草津の矢橋・南山田・穴村から芦浦の観音寺へと向かう道で庶民の生活道路として広く利用されていたが、昭和11年（1936年）に吉川線（通称浜街道）が開通し、現在は部分的に残っていて、浜街道のバイパスとして利用されている。別名、瀬田道。

＊大萱浜常夜燈南側にあった「旧芦浦街道」道標が、南方30mに移動して北向きとなったため「右矢橋を経て芦浦え左久保江を経て勢多え」は誤解を招く案内となってしまった。