瀬田北学区は、琵琶湖東南部の街です。
1967年に栗太郡から大津市に合併された地域です。1991年に「瀬田学区」 「瀬田南学区」「瀬田東学区」と「瀬田北学区」の4つに独立したうちの1つの琵琶湖東南部の街です。
そんな「瀬田北学区」は歴史的に見ても「住みやすい」街です。例えば、浜口自治会の善念寺境内からは貝塚が、また、西浦自治会には滋賀県内でも出土数の少ない三角縁神獣鏡・鉄剣が出土するなど、縄文から古墳時代にまで遡って人が住み続けていることが証明されています。また、歴史の教科書にも記されている「唐橋を制する者は、天下を制する」とされる瀬田の唐橋から北東に位置する町で、東から京都に向かうための交通の要所であったこともあり、古くからにぎわう街です。
さらに1969年のJR瀬田駅開業とともに国道1号線、京治バイパス、名神高速道路を含む幹線道路の整備で、京阪神のベットタウンとなり、人口が減少する地域が多い中、増加・急成長している街です。大津市内でも最も多い18863人(令和2年9月現在)が住まいする学区として今尚人が増え続けている街です。
この瀬田北学区、街づくり(絆作り)にも一つの特徴があります。例えば横のつながりとして「ながいり/元服式」があります。数え年14・15・16に達したお子様の成長を願い「ながいり/元服式」を執り行う風習があります。この「ながいり」で同年齢の仲間同市の絆を深め、定期的に会食、談笑する「鍋仲間」会を組んで終生結束してお互い協力しあうといういわば「横の絆を深める場」が存在します。また、小中学校、各自治会、各委員会・協議会の諸活動にも「子ども」を中心にしたイベントや活動が多く、併せてお年を召した方々との共同活動の場が多いのも特徴です。「顔を知っている」ことが防犯・防災の第一ステップと言われていることからも、一緒に活動=顔見知り=絆を深めることが「安心・安全」なまちづくりにつながることを推奨する地域でもあります。
滋賀県大津市大萱2丁目18-31
瀬田北学区自治連合会 運営事務局
TEL:077-545-1696
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